トピック − 【スーパー戦隊シリーズ】半世紀の歴史に終止符〜終わると聞いて思ったこと〜

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ラジオで流れていたニュースを聞いて驚きました。
特撮ヒーロー番組として長年親しまれてきた「スーパー戦隊シリーズ」が、ついにその歴史に幕を下ろすというのです。

私は最初の『秘密戦隊ゴレンジャー』をリアルタイムで観ていた世代なので、このニュースには感慨深いものがありました。

ここでは、2025年10月30日付のYahoo!ニュース記事をもとに内容を整理しつつ、ネット上の反応や私自身の思いも交えてご紹介したいと思います。



【独自】スーパー戦隊、放送終了へ テレ朝、半世紀の歴史に幕(Yahoo!JAPANニュース)

 テレビ朝日系で放送されている特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」が、現在の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に終了することが30日、関係者への取材で分かった。1975年開始の第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から世代を超えて愛されてきた人気シリーズが、半世紀の歴史に幕を下ろす。

関係者によると、イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にあるという。

「スーパー戦隊シリーズ」は、色とりどりのスーツに身を包んだヒーローたちが「レッド」を中心に団結し、敵と戦うスタイルで親しまれてきた。巨大ロボットが登場する戦闘シーンやヒーローに変身する前のドラマパートは、子どもだけでなく大人の心もつかんだ。

「仮面ライダーシリーズ」とともに若手俳優の登竜門としても知られ、映画やドラマの第一線で活躍する松坂桃李さん(37)、横浜流星さん(29)らを輩出してきた。

79年からは毎年1作のペースで放送され、作品数は現在のゴジュウジャーを含め計49作に上る。

出典:【独自】スーパー戦隊、放送終了へ テレ朝、半世紀の歴史に幕

ネットの声は?

今回のニュースに対して、ネット上ではさまざまな意見が見られました。

 

最近は観たり観なかったりだけど、思い出深い作品ばかり。

個人的には、ゴウカイ、トッキュウ、ゴーバス、キングオージャーが特に面白かったかな。

特にトッキュウは主人公達の正体が明かされてからは毎週泣いてたわ。

 

子供の頃に観た作品は今でも脳裏に焼き付いている。

一旦、充電期間になったと思い、いつかド派手に復活するのを期待しているよ。

 

少子化や制作費の高騰など、さまざまな問題があってのことだと思います 仮面ライダーもウルトラマンも中断期間があってから復活したので、いつかまた会えると期待します

 

スーパー戦隊シリーズは近年ずっと低迷していて、海外版スーパー戦隊シリーズの「パワーレンジャー」だけが伸びている状況でした。

ですが、そのパワーレンジャーは2018年にサバン・プロパティーズとのライセンス契約終了に伴い、アメリカの玩具会社ハズブロによって買い取られました。

 

パワーレンジャーはバンナムの決算から外れ、スーパー戦隊シリーズの通期売上は100億円割れ。以降、日本の少子化による市場縮小によってものすごい勢いで売上は低迷していき、今では50億円あるかないかという規模感になりました。

 

もはや「スーパー戦隊」というコンテンツの最後をどうやって看取るのかという段階になっており、50周年記念作品で切りよく終わることにしたんだと思います。

関係者の皆さん、50年間ありがとうございました。

息子たちが大好きだった「侍戦隊シンケンジャー」が思い出深いです。合体する本体、携帯から筆に変身するオモチャ、バッグなどなど…実家や義父母にも相当お世話になりました。あと、幼かった息子はキャラクターのお陰で漢字も覚えました。あの時の松坂桃李さんがこんなに俳優として活躍されるとは。観なくなり長いですが、無くなると思うと寂しいですね。



このニュースで思うところ

Yahoo!JAPANニュースの記事を参考にしつつ、私自身でも少し調べてみました。

戦隊シリーズの歴史

ニュース記事にもありましたが、1975年から毎年1作が作られてきたというのに、驚かされました。

確かに子供のころを振り返ると、何かしらのヒーロー作品がテレビで放送されていて、それを見て楽しんでいたなあと…。

戦隊シリーズの歴史をネットで調べてみました。
こう見てみると壮観ですね。

No. 作品名 放送開始年 主な出演者(敬称略)
1 秘密戦隊ゴレンジャー 1975年 誠直也、宮内洋
2 ジャッカー電撃隊 1977年 丹波義隆、伊東平山
3 バトルフィーバーJ 1979年 谷岡弘規、伊藤武史
4 電子戦隊デンジマン 1980年 結城真一、大葉健二
5 太陽戦隊サンバルカン 1981年 川崎龍介、五代高之
6 大戦隊ゴーグルファイブ 1982年 赤木良次、春日純一
7 科学戦隊ダイナマン 1983年 沖田さとし、春日純一
8 超電子バイオマン 1984年 阪本良介、太田直人
9 電撃戦隊チェンジマン 1985年 浜田治希、河合宏
10 超新星フラッシュマン 1986年 垂水藤太、植村喜八郎
11 光戦隊マスクマン 1987年 梅津亮介、草刈滉一
12 超獣戦隊ライブマン 1988年 嶋大輔、西村和彦
13 高速戦隊ターボレンジャー 1989年 佐藤健太、我那覇文章
14 地球戦隊ファイブマン 1990年 藤敏也、信達谷圭
15 鳥人戦隊ジェットマン 1991年 田中弘太郎、岸田里佳
16 恐竜戦隊ジュウレンジャー 1992年 望月祐多、高安青寿
17 五星戦隊ダイレンジャー 1993年 和田圭市、能見達也
18 忍者戦隊カクレンジャー 1994年 小川輝晃、ケイン・コスギ
19 超力戦隊オーレンジャー 1995年 宍戸勝、正岡邦夫
20 激走戦隊カーレンジャー 1996年 岸祐二、増島愛浩
21 電磁戦隊メガレンジャー 1997年 大柴邦彦、江原淳史
22 星獣戦隊ギンガマン 1998年 前原一輝、末吉宏司
23 救急戦隊ゴーゴーファイブ 1999年 西岡竜一朗、谷口賢志
24 未来戦隊タイムレンジャー 2000年 永井マサル、勝村美香
25 百獣戦隊ガオレンジャー 2001年 金子昇、玉山鉄二
26 忍風戦隊ハリケンジャー 2002年 塩谷瞬、長澤奈央
27 爆竜戦隊アバレンジャー 2003年 西興一朗、冨田翔
28 特捜戦隊デカレンジャー 2004年 載寧龍二、林剛史
29 魔法戦隊マジレンジャー 2005年 橋本淳、松本寛也
30 轟轟戦隊ボウケンジャー 2006年 高橋光臣、齋藤ヤスカ
31 獣拳戦隊ゲキレンジャー 2007年 鈴木裕樹、福井未菜
32 炎神戦隊ゴーオンジャー 2008年 古原靖久、片岡信和
33 侍戦隊シンケンジャー 2009年 松坂桃李、高梨臨
34 天装戦隊ゴセイジャー 2010年 千葉雄大、さとう里香
35 海賊戦隊ゴーカイジャー 2011年 小澤亮太、山田裕貴
36 特命戦隊ゴーバスターズ 2012年 鈴木勝大、馬場良馬
37 獣電戦隊キョウリュウジャー 2013年 竜星涼、斉藤秀翼
38 烈車戦隊トッキュウジャー 2014年 志尊淳、横浜流星
39 手裏剣戦隊ニンニンジャー 2015年 西川俊介、松本岳
40 動物戦隊ジュウオウジャー 2016年 中尾暢樹、柳美稀
41 宇宙戦隊キュウレンジャー 2017年 岐洲匠、岸洋佑
42 快盗戦隊ルパンレンジャー VS 警察戦隊バトレンジャー 2018年 伊藤あさひ、濱正悟
43 騎士竜戦隊リュウソウジャー 2019年 一ノ瀬颯、綱啓永
44 魔進戦隊キラメイジャー 2020年 小宮璃央、木原瑠生
45 機界戦隊ゼンカイジャー 2021年 駒木根葵汰、増子敦貴
46 暴太郎戦隊ドンブラザーズ 2022年 樋口幸平、別府由来
47 王様戦隊キングオージャー 2023年 酒井大成、渡辺碧斗
48 爆上戦隊ブンブンジャー 2024年 井内悠陽、葉山侑樹
49 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 2025年 冬野心央、鈴木秀脩

まとめ

シリーズ全作品を一覧表にまとめてみて、あらためて約半世紀に渡って子供心をくすぐるシリーズを作成してくれて感謝の念が絶えません。

テレビにかじりついていたのは最初の秘密戦隊ゴレンジャーとジャッカー電撃隊の2作品だけではあるのですが、赤色はリーダー、青色は冷静沈着、黄色はぽっちゃりでカレー好き、桃色は女性、緑色は…???という印象を長年に渡って意識に刷り込まれました(^^;

最近は子供が近くにいないこともあり、見る機会はなかったのですが、子供だけではなく母親までも虜にするという戦略でファン層を拡げて長い間多くの人を楽しませてくれたシリーズでした。

いつかまた、新しい形で帰ってくることを願って、今回の記事を締めくくりたいと思います。

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