この記事の対象者
ネット上では株式投資が盛んに話題になりますが、
- 投資はギャンブルなんじゃないか?
- 50歳代からでも始められるの?
そんな疑問を持つ方に向けて、私自身の実際の投資体験とその結果をお伝えします。

株投資を始めるきっかけ
私は以前の記事でも触れていますが、もともとは完全な「貯金&銀行預金派」でした。
リーマン・ショックや山一證券の倒産をテレビニュースで見て、
「株=ギャンブル」「投資=危険」
というイメージを強く持っていたからです。
しかし、年齢を重ね休職を経験し、老後を真剣に考えるようになったころ、YouTubeの「両学長 リベラルアーツ大学」チャンネルに出会い、株投資のイメージが大きく変わりました。
その影響を受けて、2020年11月に少額からのインデックス投資や高配当株投資をスタート。
この記事を書いている2025年12月現在で、丸5年が経過しました。
ここでは、その実績を振り返ってみたいと思います。

株投資の実績(5年間)
インデックス投資
インデックス投資を行うにあたって、私は ”NISA制度” を利用しています。
NISAとは、株式や投資信託などで得た利益や配当が、一定枠まで非課税になる個人向けの税制優遇制度です。
2024年からは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つに整理され、毎年最大360万円、生涯で最大1,800万円まで非課税で投資できるようになりました。
非課税期間は無期限。
18歳以上であれば、将来に向けた資産形成をしやすい制度です。

つみたてNISA(旧制度)
2023年12月まで運用していた旧つみたてNISAは、現在は新制度へ移行済みですが、 2025年12月中旬時点での結果は以下の通りです。
投資銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(平均点と言われる代表的ファンド)
👉 運用結果:+119.46%
5年で約2倍という結果になり、ここ数年の株高の波をしっかり受け取ることができました。

新NISA(つみたて投資枠)
2024年1月から始まった新NISA(つみたて投資枠)では、年間上限が 40万円 から 120万円 へ拡大。
私は旧NISAと同じく「eMAXIS Slim 全世界株式」で運用しています。
👉 運用結果:+26.87%
積み立て期間はまだ2年足らずですが、堅調に成長してくれています。

日本高配当株
老後資金をインデックス投資で育てながら、「今の生活のキャッシュフローを少しでも潤したい」という思いで、 日本の高配当株にも挑戦しました。
5年間の実績
2020年11月にスタートし、「セクター分散」と「企業分散」を意識して銘柄を選定。
最初は1株単位で買える「SBIネオモバイル証券」を利用していましたが、現在は「楽天証券」に移管して運用しています。
日本高配当株のセクター分布は、以下の通りです。

👉 キャピタルゲイン(値上がり益):+61.01%
さらに、これとは別に配当金や一部株主優待も受け取れています。
正直、ここまで成果が出るとは思っていませんでした。
今では「思い切って始めてよかった」と素直に感じています。

まとめ
新NISA・高配当株ともに、近年の円安・株高の追い風もあってプラスの結果となりました。
銀行預金の金利もこの5年間で 0.001% から 0.2% へ上昇しましたが、それでも株式投資のリターンと比べると、まだ大きな差があります。
もちろん、株価は常に上下します。
だからこそ、「一時的な増減に振り回されない心構え」が大切です。
最初のうちは値動きに一喜一憂していましたが、続けていくうちに「慣れ」も生まれ、気持ちの波は少なくなりました。
まずは、株を「怖いもの」と決めつけずに、
自分のリスク許容度を理解したうえで、少額から始めてみる。
それだけでも、世界の見え方が少し変わるかもしれません。
参考になれば幸いです。(^-^)/

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