一時期、紙の保険証からマイナンバーカードへ移行をするという話が挙がり、あーだこーだと議論的なものが湧き上がって、いつの間にか沈静化していました。
そんな中、実際の移行日付が具体化されたというニュースが入ってきましたので、該当記事をピックアップします。
紙の保険証、来年12月1日で原則廃止へ マイナ保険証の移行めぐり
マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」への移行をめぐり、政府は現行の保険証を来年12月1日で廃止する方針を固めた。翌2日以降、新規発行はできなくなる。複数の政府関係者が明らかにした。
今年6月初旬に成立したマイナンバー法などの改正法で、現行の紙などの保険証は2024年12月8日までに廃止すると定められている。政府は来年秋をめどに廃止の日を調整してきたが、自治体や医療機関などの準備に余裕を持たせるため、12月まで割り込ませることにした。今後、政令で正式に定める。
来年12月の廃止後も経過措置として、有効期限が残っている保険証は最長1年間使うことができる。マイナンバーカードを持っていない人や、持っていてもカードを保険証として登録していない人には、保険証の代わりとして「資格確認書」が自治体などから送られる。
朝日新聞社
ネットの声は?
銀行のカードATMの前で立ち往生する方を見かけ無くなるまで10年以上かかったと記憶してます。ただ、それは操作に慣れるまでと言うだけで、何か被害や悪影響がある性質の物ではなかった。紙の保険証はなりすましや、不正認証での被害があると言う事だが、デジタル保険証になり、データの取り違いや不具合があった場合の危険性は、直接人命に関わるのでは?金融機関のシステム障害で復旧まで数時間、数日かかった例もある、リスクに対応する為の点検も試運転もあまりにお粗末、元々取得は任意だった筈、それが原則になった経緯も伝わらない。あらゆる場面で不正や隠蔽をばら撒く政府への信頼は低い。とにかくトラブルへの対処が遅く、処理能力も低い。自分達に都合の良い事例しか提唱せず検証力はゼロに等しい。
マイナ保険証に申し込みしていない人はマイナカード自体に申し込みしていない人も含めて約48%もおり、資格確認書に249億かかると別の記事で読みました。人数と金額を考えれば、明らかに現行保険証をそのまま使うことが理にかなっているにも関わらず、どうしても何がなんでも249億を支出したい理由は何なのでしょうか。コロナ禍での中抜き、オリンピックでの汚職。パーティ券での裏金作り。 自分らの給与増額など嫌な話ばかり聞こえてきます。 ちなみに、このマイナ保険証廃止に賛成したのは、自民以外だと公明、維新、国民民主の3党です。
現状より不便になるから反対なんですよね。
・更新が必要。
5年毎の更新手続きは運転免許を保有している人なら理解してもらえる面倒くささ。 生まれてすぐにマイナー保険に登録してしまうと5歳で役所デビューすることになる。大人でもあの待ち時間つらいですよね。 車の運転も覚束ないお年寄りも役所で更新手続きをしないと保険証が使えなくなる。独り暮らし、加えて心身の不具合まで入ってくるとかなりの重労働だと思うのですがね?
・受付の手間
私マイナーカードなんて作ってないんで予想ですけど病院の受付で一々端末を操作する必要があるんですよね? 体調の悪い時にそんなのできるの? 手元がふらついてるような状態なのにカメラの前で位置を合わせたり暗証番号打ち込んだり。 後ろに人が並び始めたりしたら気が気じゃないよね?
せめて現行の保険証と同等の使い勝手を用意してから公表して頂きたいですね。
健康保険証のマイナ一本化に反対の有権者の皆さんは、来年の12月には自民党政権は存在しない。そういう心づもりで来るべき総選挙には投票行動を起こしましょう。 そして新しい政権には、マイナ保険証の移行を白紙撤回するよう法改正を働きかけるか、移行の停止を公約している政党を投票先に選びましょう。 高齢者や障害者の皆さんは、今よりずっと使い勝手が悪く、手間のかかる制度改悪であることをよく考えていただきたい。 保険証のなりすまし使用などの懸念には、別の対策を考えるべきなのです。
このニュースで思うところ
この記事を読んでみたところで、マイナ保険証への完全移行ではないようですね。
マイナカードを持っていない、もしくはマイナカードを持っていても保険証利用登録をしていない人に向けては、自治体から「資格確認書」が送られてくると…
「資格確認書」という言葉だけですので、なんとも言えないのですが「紙」だろうなあと。そうすると、いつまでこの「紙」を許容するのかが、今後の注目点になるのかな?
個人としては、マイナ保険証になること自体は賛成の立場なのですが、ネットの声を見てもかなり反対の声が多く見受けられることに少し驚いています。
電子化することにより、なりすまし防止以外にも、既往歴や別の病院での診察結果などが共有されることに繋がれば、患者側としてもメリットはあると思うのですが、これらメリットについて、推進している政府からあまり聞こえてこないというのも変な話だなあと考えています。
メリットとなる点をアピールせずに、移行を強行することで、ないがしろにされているのではないかとの不満や不安が募り、デメリットばかりに光があたってしまうのかな?と思っています。
あとは、病院側の負担を政府としてどう考えているのか見えてこないのもあり、最近の国会議員の嫌なニュースばかりが目立っていることも相まって、議員と医師会などが裏で繋がっていて利益を吸い上げることでも考えているのかな…と邪推してしまう今日このごろ。
病院の現場や患者にもメリットがあることをもっと精力的にアピールしてほしいし、実際にメリットを体感できるものであれば、少しは政府への見る目が変わってくるのではないのかな?と思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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