この記事の対象者
- ポメラニアンを飼ってみたい
- 子犬にコマンド芸を教えたい
犬の安全を考えて
今まで、みかん(ポメラニアン)に「おすわり」「伏せ」「お手・おかわり」を教えてきて、面白いように習得してくれていたのですが、もう1個覚えさせたかったコマンドである「待て」を教えていきました。
「待て」の教え方
教え方としては、以下のとおりです。
- みかんに「おすわり」コマンドで、座っている状態から始めます。(「おすわり」コマンドの練習も兼ねています)
- 名前を呼び意識を惹きます。
- 「待て」といい、手に餌1粒を持ち、みかんの顔の前近くにゆっくりと持っていきます。
- 食べようとするため、もう片方の手をじゃんけんの「パー」の状態に開き、みかんの顔の前に割り込ませて、動きを物理的に静止させます。
- それでも食べようと「おすわり」状態を解いてしまった場合は、両手を引っ込め、1.に戻ります。
- 最初はすぐに動いて「おすわり」状態を解いてしまうでしょうが、1秒でも食べるのを諦めてくれたときは、「よ~しよし」といいつつ餌を与えます。
- 1秒でも食べるのを諦めてくれれば、あとは、1秒を3秒、3秒を5秒、5秒を10秒、という感じで伸ばしていきましょう。
教えておいたよかったと思う場面
「待て」を覚えてくれると、2年近く一緒に暮らした経験上、かなり助かる場面があります。
- 散歩中に勝手に動き回り車道や人の前に飛び出しそうになったとき
- 糞尿始末をしているときに動き回るのを静止したいとき
- 私の意図しない場所へ走っていこうとしたとき(家・外)
犬としては、興味の赴くまま動き回るのが「普通」だし「かわいい」とわかりながらも、時には「冷や冷や」「イライラ」してしまうときもあります。
ただ、「待て」を少しでも覚えてくれて、動きを止めてくれたときは、犬を危険から守ってやることもできますし、私の気持ちとしても「ありがとう」というほんわかした気持ちになれます。
みかん(ポメラニアン)に教えた結果
「待て」のコマンドは、正直言って他のコマンドと比べると習得したとは言えず、60%ほど言ったところです。
ただ、ご飯前の食事のときの「待て」は90%以上は待ってくれます。
散歩時の「待て」が、なかなか待ってくれないことが多く、言葉とリードによる物理的にストップさせる感じが多いです。
ただ、従ってくれる確率は日に日に上がってきている実感はあります。
気長に言葉だけで従ってくれることを私が待ちたいと思い、これからも接していこうと思っています。
また、他のコマンド芸の教え方も、よろしければご覧ください。
「おすわり」コマンド芸の教え方
「伏せ」コマンド芸の教え方
「お手/おかわり」コマンド芸の教え方
「付いて」コマンド芸の教え方と初散歩
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