この記事の対象者
- 熱帯魚を飼ってみたい
- 熱帯魚を飼い始めたばかり
- コリドラスが産卵したけど、どうしたらいいかわからない
2日目の状況
白コリドラスの卵は、私の経験上産卵から3~5日ほど経過すると、孵化が始まります。
このため、2日目にはまだ動きはありません…
動きはないのですが、1点書くことがありましたので、書いていこうと思います。
それは、有精卵か無精卵かを見分ける方法です。
有精卵か無精卵かを見分ける
有精卵か無精卵かを「ある程度」見分ける方法は、慣れれば簡単です。
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- 有精卵…全体的に淡い茶色になっている
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- 無精卵…全体もしくは一部がはっきりと白くなっている
- 不明…茶色でもなくはっきりとした白でもなく薄っすら白い
具体的には以下の写真をご覧ください。
小さくなってしまったので、拡大してみてください…すみません。
赤い丸が有精卵
青い丸が無精卵
黄色の丸が不明
無精卵の除去
当初は、ネットサーフィンして情報収集したときにも、有精卵と無精卵を識別する必要そのものがあるのかどうかと思っていました。
ただ、何回も孵化をさせようとチャレンジしていると、識別するのに意味があることがわかります。
卵(特に無精卵)は、時間が経過すると、カビが生えます。(目安は孵化時期と同様の3~5日あたりです。)
このカビは白いもやもや状に広がっていきます。
カビを放置すると、有精卵を巻き込んでしまって、孵化してくれた稚魚にからみついて、生命を奪ってしまうことにもなりかねません。
このため、カビの防止のために、無精卵は取り除くようにしていく必要があります。
除去は、100円均一の書道コーナーに売っているスポイトを使って吸い取ります。
卵自体が、茶こしに移したときにわかってもらえると思いますが、粘着性があり、卵同士がくっついてしまいますので、指やスポイトや茶こしの面を使い、無精卵だけを除去するようにしてください。
不明の卵の取り扱い
有精卵か無精卵か不明の卵は、時間が経過すると、体感的に8割はどちらか判別ができるようになります。
残りの2割はそのままカビが生えてくるということもあります。(このときは無精卵だったと諦めます。)
茶こしに卵を移す理由
なぜ、茶こしに卵を移すんだろう? と最初は思っていました。
成魚から隔離するため? 孵化をすぐに確認するため? と自分なりに考えてはみました。
自分なりの結論としては、
「卵の有精卵と無精卵を識別して、無精卵を取り除きやすくすることにより、稚魚にやさしい環境を作ってあげる。」
かなと、考えると腹落ちしました。
こんな感じで、コリドラスの稚魚を孵化させようとしております。
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