この記事の対象者
- 熱帯魚を飼いたい/飼い始めたばかり
- 水槽の水苔がひどくなんとかしたい
水苔の種類
以前の記事の中でも、水槽に水苔が発生してしまうことを書いていたのですが、インターネットをさまよっていると、生体を水槽に投入して水苔を食べさせて対策ができるとの情報が飛び込んできました。
水苔にも種類があり、ざっとした種類は以下のとおりです。
- 水草や石から糸状に伸びる苔
- 緑色の細い糸のような苔
- 黒いヒゲ状の苔
- 茶色い柔らかい苔
- どろどろとした苔
- 水が緑色に染まってしまう浮遊性の藻
- 水槽のガラス面に発生する丸い円状の苔
自分の水槽を見てみると、
- 水草や石から糸状に伸びる苔
- 黒いヒゲ状の苔
- 水槽のガラス面に発生する丸い円状の苔
が、発生していました。
水苔対策生体とは
この3種類の水苔を食べてくれる生体をインターネット上で探しましたが、どうやら、すべての水苔を食べてくれる(私にとって都合のいい)生体はいないということが判明・・・。
水苔を食べてくれる主な生体のとしては、以下のとおりです。
- 水草や石から糸状に伸びる苔には、
ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、ビーシュリンプ、プラティ、ブラックモーリー、ペンシルフィッシュ etc - 黒いヒゲ状の苔には、
サイアーミーズフライングフォックス (唯一!) - 水槽のガラス面に発生する丸い円状の苔には、
オトシンクルス、オトシンネグロ、ゴールデンアルジイーター、プレコ etc
上記以外に、自分は少し苦手なのですが、以下の貝類が糸状に伸びる苔とガラス面の丸い円状の苔を食べてくれます。
フネアマ貝、石巻貝、サザエ石巻貝、シマカノコガイ、ラムズホーン、ヒメタニシ etc
この中から、私の水槽の中で幅を利かせている「糸状に伸びる苔」対策として、エビか魚かを悩んだ末、
ヤマトヌマエビ
を投入することとしました。
理由としては、
- ほとんどの水苔対策の情報にオススメとして出てくる生体だったこと
- 色が透明で、それなりに小さく、自己主張するような存在にはならないと考えたこと
- 魚ばかりの水槽だったので、エビを入れて動きなども見てみたかったこと
こんなところでしょうか。まあ、1.の理由が一番大きかったのですが(^-^;)
水苔対策生体投入
ということで、2017年9月にヤマトヌマエビ3匹を水槽に投入!
投入としては、(自己流ですが)しっかり「温度合わせ」と「水合わせ」を行いました。
ここは、エビも魚も一緒ですね。
熱帯魚の中に透明なエビが3匹ちょこまかと動いてくれていて、見た目にもにぎやかになった感じでした。
エビは、水底あたりにずっといるんだろうなあと勝手に考えていたのですが、時には水草をつたって、時には自力で泳いだりと、行動範囲が水槽全体となっていたことに、一番びっくりしたことを覚えています。
ただ、水苔対策の生体として見た場合ですが、正直なところ、あまり効果はありませんでした。
おそらくは、
ヤマトヌマエビ3匹には荷が重いほどの水苔が発生していた
ことが原因だったと思います。
もしも、熱帯魚を飼う場合は、最初から水苔対策の生体を入れておくことをオススメします。
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