【ミズノ ネオビスタ レビュー】幅広の私でも快適だったランニングシューズの感想

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ミニマルな暮らし

はじめに

朝の一歩が、驚くほど軽くなった靴

この1年半ほど日課にしている朝の散歩――
ほんの3kmのコースでも、「足に合う靴」と「合わない靴」では、気持ちも歩き方も全然違います。

これまで「幅広の足だから…」と、靴選びに妥協してきた私が、思い切って選んだのが、ミズノのランニングシューズ「ネオビスタ」でした。

初めはサイズも足幅も合わないんじゃないかと半信半疑でしたが、実際に履いて歩いてみると、これまでとは全く違う感覚があったのです。

この記事では、

  • ネオビスタを購入するまでの試行錯誤
  • 実際に履いて感じたメリット・注意点
  • ネオビスタをおすすめしたい人の特徴

について、私自身の体験をベースにお話ししていきます。



購入までのストーリー

足に合う靴がない…からの、運命の出会い

「幅広(3E)じゃないとキツくて履けない」と思い込んでいた私は、
ミズノのネオビスタが「2E」仕様と知って、正直…最初はあきらめていました。

というのも、以前2Eの靴を選んで後悔した経験があったんです。
デザインは気に入っていたものの、履いているうちに圧迫感がつらくなって、結局あまり使わずじまいに…

「もう合わない靴で苦労したくない」と、そのときは購入を見送りました。

──それでも、ネオビスタのことは、なぜかずっと気になっていたんです。

「ウォーキングにも使える」「上級ランナーも愛用」といったレビュー、
そしてあの特徴的な厚底デザインを目にするたびに、
「もしかしたら、自分にも合うかもしれない…」と、気持ちが揺れていきました。

そこで、ミズノの公式サイトで取扱店舗を検索し、名古屋市内のいくつかの店舗を巡ってみることに。

ですが、どこへ行っても──

  • 男性サイズはどの色もすべて売り切れ
  • 取り寄せをしてもいつ入るか不明

その時点でも、ネット通販ではいくつかの店舗に在庫があるのを確認できました。

でも、「2E」の履き心地について幅広の人のレビューが見つけられず、価格も安くはない。
「試着せずに買うのは、やっぱり不安だな…」と、再びあきらめかけていたのです。

──そんなとき、まるでタイミングを見計らったかのように、別の市で見つけたスポーツ用品店で、偶然ネオビスタと出会いました。

しかも、最後の1足。サイズは、いつもより「0.5cm大きめ」。
「どうかな…」と半信半疑で履いてみると──驚きました。

足全体がやさしく包み込まれるようなフィット感で、幅の狭さもサイズの大きさも、ほとんど気にならない。

むしろ「これ…今までで一番しっくりくるかも」とさえ思えました。

何度か周辺を歩いて確かめたあと、私はその場で購入を決意。

そのお店には、靴に保護スプレーを吹きかける有料サービスもあり、初めてお願いしてみました。

それから数ヶ月。

今では毎朝の散歩が、少し楽しみになるような存在に。
「買ってよかった」と、しみじみ感じています。


履き心地

足を包み込むような安心感と前に進む推進力

ネオビスタを初めて履いたとき、まず感じたのは「足全体が包み込まれるようなフィット感」でした。

履き口から足全体にかけて、柔らかくしっかりとホールドされる感覚があり、従来の「締めつける」ランニングシューズとはまるで違う印象。

私は普段3Eの幅広シューズを選んでいますが、ネオビスタはカタログ上「2E」の1種類しかありません。

最初は「絶対に合わない」と思っていたのですが、実際に履いてみると圧迫感や痛みは感じませんでした。

むしろ、設計の妙なのか、足がすっと収まって包み込まれるような心地よさがあり、幅や甲の不安はすぐに忘れてしまいました。

靴底は分厚く、つま先とかかとがせり上がった “ロッキングチェア” のような形状。

最初はバランスの取り方に違和感がありましたが、数日で自然と慣れていきました。

慣れてからは、その構造が足運びをスムーズにサポートしてくれることに気づき、むしろ歩くこと自体が楽しくなるほどです。

膝に優しい設計で

“ウォーキング主体”でもしっかり効果を実感

現在は膝痛の不安もあり、私はジョギングではなくウォーキング中心の運動をしています。
ネオビスタは、そんな “ランニング未満” の使い方でもその性能をしっかり発揮してくれました。

特に感じるのは、「着地時の衝撃吸収のやわらかさ」。

厚底でありながら、グラつきにくく、自然と体重移動ができるような安定感があり、厚底のおかげか膝への衝撃負担がかなり軽減された感覚があります。

使用開始から1〜2ヶ月の間に、慣れるまで数回ほど横ブレで足をくじきそうになったことがありました。

これは幅広シューズに慣れていた私が、2E幅にまだ慣れていなかったためだと思います。
しかし現在は、そういった違和感も完全に消え、しっかり足にフィットしてくれています。

ウォーキング中に軽く小走りになることもありますが、その際にも足運びを “前に押し出してくれる” ようなサポート感があり、自然と早足になることもしばしば。

「もう一歩先まで行きたくなる」

そんな気持ちにさせてくれる、優しい設計です。

ネオビスタは誰に向いている?

“走りたい気持ち”にやさしく寄り添う靴

私が実際に使ってみて感じたのは、ネオビスタは “本格ランナーじゃない人” にもすごく向いているということです。

たとえば──

  • 昔ジョギングをしていたけれど、今はウォーキング中心
  • いつかまた軽く走れるようになりたい
  • 運動は苦手だけど、足腰の負担を減らして続けたい
  • 朝の散歩を、もっと気持ちよく習慣化したい

そんな人にこそ、ネオビスタはぴったりだと思います。

もちろん、Sub2.5(2時間30分以内のマラソン完走)を狙うような上級者にも対応しているほどの高性能なモデルなので、初心者にとっては、過剰すぎないサポート感と、疲れにくい履き心地で、安心して “次の一歩” を踏み出せる一足です。。

私のように膝痛を気にしながらウォーキングしている人でも、そのクッション性と足運びのサポートによって、「自分にもまだ走れるかもしれない」という前向きな気持ちが自然と湧いてきます。



まとめ

「また歩きたい」「また走りたい」そんな気持ちがよみがえる靴

ネオビスタを履き始めてから、私の朝の散歩は少しだけ特別な時間になりました。

足が前に出やすく、膝の不安も減って、気づけば歩くスピードも速くなり──
「いつかまたジョギングしたいな」という気持ちが、ほんのり芽生えてきました。

自分の足に合うかを実店舗で確認してから購入するのがベストですが、もし感触が合えば、2足目以降はネット購入でお得に揃えるのもありだと思います。

今は後継モデル(ネオビスタ2)や姉妹シリーズ(ネオゼンネオコスモ)も出ているので、選択肢も豊富です。

値段は少し高めなのですが、毎日の足元が快適になること、そして運動へのハードルが少し下がることを思えば、充分に価値がある投資でした。

ネオビスタは、

“また歩きたい” “また走りたい” ──

そんな気持ちに、静かに寄り添ってくれる一足だと思います。


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