はじめに
『📚 50代バイク免許挑戦記 シリーズ一覧』は以下からどうぞ!
👉 #2 自動車学校入校から第一段階教習
👉 #3 第二段階教習と卒検対策|失格ポイント・合格のコツも紹介
👉 #4 免許交付から初ツーリングへ!公道デビューの一日(この記事)
普通自動二輪の体験記もいよいよ最終回!
今回は、教習所卒業後の免許交付の流れ、そしてレンタルバイクでの初ソロツーリング体験をまとめました。
50代で免許を取得した私が、公道デビューで感じたこと・準備してよかったことなど、これから免許を目指す方の参考になればうれしいです。
普通自動二輪免許の交付
免許交付の事前準備
卒業証明書を持っていれば、運転免許試験場で実技・学科試験なしに新しい免許を取得できます。ただし、以下の準備が必要でした。
持ち物と記入書類
- 運転免許申請書(教習所卒業時に配布された)
→1枚目:事前に試験場訪問日を「申請日」に記入しておくと良い
→2枚目:質問票に5項目のチェックと訪問日付と署名をボールペンで記入 - 卒業証明書(教習所卒業時に配布された。有効期限は1年間)
- 現在の運転免許証
また、運転免許試験場の受付日と受付時間をあらかじめ確認しておくことも忘れないようにしましょう。
免許交付当日の流れ
この日は、「卒業できたし、バイクで行ってもいいかな?」とうっかり考えてしまいました。
しかし、まだ免許は 交付されていない=無免許運転 です。これは絶対に避けましょう。
→ 教習所卒業=運転OK ではありません!!
試験場(愛知県)に到着後の流れは以下の通りです。
- 受付(試験免除窓口):事前に準備した3点の書類を提出
- 適正試験(視力検査):メガネ使用者はメガネを持参。1分ほどの簡単な検査
- 写真撮影
- 免許交付準備:ICカードの暗証番号登録および免許交付手数料納付
- 免許交付:新しい運転免許証を受け取り暗証番号確認をして無事終了!
所要時間は約1時間半。更新時も人は多かったのですが、スムーズに終了できました。
レンタルバイクで初ツーリング
初ツーリングの準備
免許取得前には、Youtubeのツーリング動画を見漁って、今まで調べたことのないバイクの情報収集を行っていました。
購入も頭をよぎりましたが、乗用車を所有していることもあり、まずはレンタルして様子を見ることに。
無事免許が取得でき、レンタルバイク店をネットで探し、今回は ヤマハ バイクレンタルを利用させてもらいました。
選んだバイク
選ぶバイクは、教習所で足付きに苦戦したこともあり、シート高を最重視。そして、見た目も好みだった ”MT-25” を選びました。
全幅:755mm
全高:1,070mm
シート高:780mm
排気量:249cm3
乗車定員:2名
車両重量:167kg
タンク容量:14L
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン指定
最高出力:26kW(35PS)/12,000r/min
最大トルク:23N・m(2.3kgf・m)/10,000r/min
レンタル条件
レンタル時間は、4時間/8時間/24時間から選べます。
私は無難(?)に4時間を選択しました。
バイクをレンタルする際に、万一の事故や転倒時のバイク破損が気になっていました。
今回は初ツーリングということもあって、以下の補償にすべて加入。
- 基本補償(レンタル基本料金に含まれる)
→ 対人・対物無制限など - 免責オプション(有料)
→ 修理代の自己負担を一部免除 - 安心補償プラス(有料)
→ バイク使用不能時の営業補償を免除
詳しくは、ヤマハ バイクレンタル の該当ページを参照ください。
装備と準備
ヘルメット以外は特に指定や規則はありませんが、季節や身体のことを考えて準備しましょう。
私の場合は、12月という時期ということからウェア類としてジャケットとパンツを新たに揃え、Youtubeの影響からアクションカメラまで購入してしまいました…(^^;。
- ヘルメット:ジェットタイプ(アゴの部分が解放されたタイプ)をレンタル
- グローブ:教習所で使用したものを持参
- プロテクター:今回は見送り
- ウェア類:冬用ジャケットとパンツ(イージス360°リフレクト)をワークマンプラスで購入
- アクションカメラ:Insta360をAmazonで購入し記録も万全!
初ツーリング当日の様子
当日は、レンタル開始時間の10分前を目安に車でレンタルバイク店に到着。
店内で本人確認や書類記入、予約内容の確認をしてから、簡単な操作説明を受けます。
その後、店員さんに見守られながら、いざ公道へ!(案外ここが一番緊張したかも…(^^;)
走行コースとルート
私が愛知県に住んでいることもあり、以下のようなコースを走りました。
- バイクレンタル店
- 名古屋城
- 明治村
- ガソリンスタンド(返却前給油)
- バイクレンタル店
走ってみて感じたこと
1. 走行序盤
緊張からぎこちない運転となり、車の流れにうまく乗れず、走行車線をゆっくりと走ってアクセルワークやブレーキの感覚、ギアチェンジを試していました。
徐々に運転に慣れてきて、走行中の周りの景色を楽しむ余裕も出てきました。
スピード感は、乗用車と比べると速く感じ、体感速度とは程遠い遅い速度になっていました…。
2. 走行中盤
側道的な細めの道や片道3車線などのさまざまな道を運転できました。
信号待ち中に後続車がすぐ後ろに迫ってくる 圧迫感 が特に印象的で、「今後自分が車を運転するときはバイクに優しい車間距離を取ろう」と強く思いました (^^
3. 走行終盤
ガソリンスタンドでは、初めてのバイクへのセルフ給油を何とか無難に終えることができてホッとしました。
交通状況などから制限時間に少し遅れそうになってしまいました。
その場でお店に電話をして事情を説明したことにより、柔軟に対応してもらえることに。
その後、制限時間から20分ほど遅れて帰還となりました。
全行程は約70km。
公道デビューとしては、一度もエンストや転倒もなく完走でき、公道を自分の運転で走る喜びと達成感を味わうことができました。
まとめ|50代からのバイクデビュー、いよいよスタート!
こうして、無事に免許を取得し、初めてのソロツーリングを終えました。
慣れないことだらけでしたが、車とはまったく違う「風を切る体験」に心が躍りました。寒い時期の挑戦でしたが、次はもう少し暖かくなった頃に、また走りたいと思います。
店員さんからの「気温15〜20℃くらいがちょうどいいですよ」という言葉にも後押しされ、次のツーリングを心待ちにしている自分がいます。
50代でも遅くない、バイクのある人生。もし迷っている方がいれば、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
▼ この記事は体験記シリーズの第4弾です。過去の記事もぜひどうぞ
👉 #2 自動車学校入校から第一段階教習
👉 #3 第二段階教習と卒検対策|失格ポイント・合格のコツも紹介
👉 #4 免許交付から初ツーリングへ!公道デビューの一日(この記事)
コメント