【実体験】適応障害との付き合い方|試行錯誤中…

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心の余裕

この記事の対象者

  • 適応障害から復職したときは、どんな感じなんだか心配…
    どんな仕事を任されるか? 給料事情はどうなるのか? 不安に感じている

適応障害発症時の状況

私が適応障害を発症したときの症状や、休職/復職のときの手続きを別記事にまとめていますので、興味がある方はご覧ください。

【実体験】休職時/復職時の具体的手順まとめ|適応障害の症状

「適応障害」から復職した時の仕事内容

2021年6月現在、1年半の適応障害による休職期間から復職して以前の会社に通っています。

復職に不安を感じていた私は、当時実際に休職から復職した友人に、復帰後の仕事内容を聞き、「会社の中で行えて一人黙々と行える作業を与えられていたよ~」と聞いており、多少胸を撫でおろしていました。

少し安心をしていざ復職…

復帰直後は、復職に伴う事務手続き関連を主体に、自身の机周りの整理や、自分用の事務用パソコンのセットアップなどを数日やっていました。

たったこれだけの仕事とも言えない作業をしただけですが、復帰後数週間は通勤や仕事をする体力が落ちているらしく、帰宅後は疲れ果てていました…

このときは、自分の体力や気力を過信せず、帰宅後はゆっくりと静養するのが一番です。

少し平和な数日を過ごしていたのですが、待っていたのは、耳を疑うものでした。

復職した部署では会社内で行える本業の仕事はなく、復帰後一週間も経たずにお客様先へ出向き、現地作業をすることになったのです…

初めにそれを聞いた時は、すぐに休職に戻るのではないかと危惧していましたが、体調を崩す日も週に1〜2日程度に治まりつつも、通い続けることができたのは、周りのメンバーの協力があったからだと思います。

適応障害やうつ病などの内面の病気の場合は、周りの人の理解や協力が不可欠だなあと感じた期間でした。

内面の病気は、正直言って、他人から見れば、当人が病気かどうか判断できないし、嘘と思われても仕方がないと思っています。

実際のところ、適応障害になった私でも、他人が抱えている苦しみや不安など分かりませんし…

このことからも、周りの人の協力や、相談できる人がいないと、復帰してもすぐに休職に逆戻り/自主退職ということもあると思いました。

その点では、私は恵まれており、現在も働き続けられています。

復職後の適応障害との付き合い方

2021年6月時点で復帰から2年1ヶ月となりました。

現在も、2週間に1度通院し、投薬治療は続いています。

会社では復帰直後から3ヶ月は毎月産業医面談があり、以下のような状況を確認されました。

  • 起床時間、就寝時間(平日、休日)
  • 通院状況
  • 薬の内容
  • 面談から面談までの間に、体調を崩したり、休んだりしたことがないか

その後は、2ヶ月に1度の面談となり、それまでと同様に生活状況を確認されています。

復職から2年と数か月経過した現在も、「残業時間規制」および「休日出勤禁止」の就業規制がかかったままです。

そんな中、私は、就業規制中ということもありますが、意識して残業は行わず定時に帰宅する生活を続けるようにしています。

理由としては、以下の点を考慮してのことです。

  1. 仕事に重きをおいた生活を続けていて精神的に参ってしまった経緯から
  2. 仕事とプライベートを分ける(心を落ち着ける時間の確保を心がける)
  3. 休職期間中に同居することになった室内犬が待っている(^^;;

定時帰宅ができるのも、周りの人の協力や理解ありきなのですが…

年齢的には管理職に就任していても全く問題ないはずですが、私の実力不足(アピール不足?資質の問題?)もあり、リーダー職レベルにいます。

普段の仕事は、プログラムの実作業は周りの人主体に任せ、周りの人の管理やお客様との調整という管理者もどきの作業をしています。(管理者は別にいます。)

このため、周りの人の作業ミスなどがあったときは、さすがに残業することにはなります。

極力残業時間規制内で収まるように効率も考えて作業を進めますが、時々定時を超える時も、どうしても発生します。

定時を超えた残業後に、体調が思わしくない時も数度発生したことがあり、その時は、許可をとった上で有給休暇をもらい体調回復を行うこととなります。

休職前と全く同じ働き方ができているかと問われると、正直できてはいないのですが、今の自分ができるところを探りつつ、時には失敗して休んだりを繰り返して、なんとか働き続けていると言うのが実情です。

休職前の働き方は、アラフィフ以上の世代のような36協定なんぞなかった時代を働いてきた人たちはお分かりになるでしょうが、残業・徹夜・休日出勤当たり前でした。

休職直前は、上記の修羅場の時代からすると落ち着きはしたものの、最低でも残業は当たり前でしたから、そこから比べると残業も無くして働いています。

給料事情

休職期間に貰えていた傷病手当として、通常の7〜8割の収入から、復職して通常の給料に戻るのか? という疑問についてですが、結論から言いますとどんどん目減りしております。

就業規制者ということで、賞与考査は低く見積もられていると上司から聞きました。

また、基本給の額が毎年(2年連続)で4桁の金額が減っていっております(T-T)。

給料減額を打破するには、上司曰く、就業規制を無くすことが前提とのことでした。

復職から2年と数か月経過して、自分でも就業制限外して大丈夫と思える時もありますが、1〜2ヶ月に1度の割合で気分がひどく落ち込む時が発生し、その時は1~3日休暇をもらうことがあることも見逃せず、率先して就業制限を外す動きが取れないというのが実情です。

まあ、就業制限を外すには、現在通っているメンタルクリニックから診断書をもらい、通院をやめる必要がある(この辺りは不正確です…)らしく、1〜2ヶ月に1度の気分の落ち込みを考えると、今の状況では現実的ではないのかなとも考えています。

とはいえ、投薬治療をしていますが、時々服薬を忘れる時があるのですが、あまり薬で気分を落ち着かせているという感覚もなく、飲んでも飲まなくても変わらないのでは?という気持ちもあります。

本当に薬の効果の恩恵を受けている人からすると「何寝言言ってんだ!」と聞こえてきそうですね…

症状は軽い部類との自覚はありますが、気分の落ち込みがある時は、どうしようもないくらいのダルさややる気が皆無となるため、通院・投薬治療をやめる決心がつかないのです…

まとめ

復職した時の仕事内容、私の場合の適応障害との付き合い方、給与事情を書かせてもらいましたが、いかがだったでしょうか?

私は、1年半という休職期間とはなりましたが、現在2年間ほど働き続けられています。

症状は人それぞれで、重度・周りの環境・守るべきものなど条件も異なる中での、私の実体験を書かせてもらいました。

どちらかといえば、恵まれている環境や状況だということのため、参考にならない部分も多々あるとは思いますが、一つの例として見ていただけたら幸いです。

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