この記事について
この記事は、以下の人に読んでいただけたら幸いです。
- 将来に向けたお金との付き合い方を考えたとき「つみたてNISA」に行きついた。
「つみたてNISA」を始める手順を知りたい
つみたてNISAはお得な制度
「つみたてNISA」を利用することにより、投資開始から最長20年間の株への投資で得られる利益を非課税にすることができます。
通常、株への投資で得られる利益からざっくり20%強は税金で差し引かれます。
それの税金がかかることなく利益をまるまる手に入れることができる制度です。
将来資金(子供の育成費や老後資金など)に不安がある方にとっては、使うしかない国の制度です。
株による資産運用は「興味がない」「株はお金を失うリスクが高い」「貯金で充分」という方が多いかと思います。
実際に、金融庁の調査結果として、2021年3月末時点で、つみたてNISAの口座数は、361万5,075口座とのこと。
総務省統計局の情報を見ると、2021年8月の20歳以上の人口は9,612万人で、約3.75%の人しか利用していない計算です。
せっかく国が老後に向けて国民に対して優遇制度を設けてくれたので、約3.75%のグループに入り、お金の不安を少しでも下げていきましょう。
株に関しては、過去から現時点までのデータですが、以下のような結果がでています。
(未来に関して必ず元本割れしないわけではないので、ご注意ください。)
- 米国株への投資期間15年以上で元本割れになることはない
- 日本株への投資期間20年以上で元本割れになることがない
節税としてお得な制度のため、この全国3%に入れば、他の人よりお金に関する不安は解消されることになります。
一部、以下のようなデメリットもあることはあるのですが、メリットが上回る制度といえるでしょう。
- 年間最大40万円までしか積立することができない
- 購入できる銘柄が限定されている
- NISA用の口座は、1人1口座に限る
つみたてNISAを始めよう
つみたてNISAを始めるためのやり方を列挙します。
- 証券口座を作成
- 証券会社のWebページから「つみたてNISA」の積立設定(銘柄選定・積立金額・引落方法の決定)を行う
たったこれだけです。
つみたてNISAを取り扱える証券会社に証券口座作成を申請した後、つみたてNISAの設定をするだけです。
お気に入りの証券会社があれば、そちらを利用されるとより簡単です。
かく言う私は、楽天証券の証券口座を保有しています。
今の住居が「楽天ポイント」との親和性が高い「楽天経済圏」と呼ばれる場所のため、つみたてNISAも楽天証券で行い、「楽天経済圏」の恩恵も受けています。
楽天証券での証券口座の作成方法については、別記事『【自己投資】何はともあれ『証券口座』を開設!!』にまとめていますので、これから作成したいという方はご覧いただけたらと思います。
つみたてNISAでお得に積立するだけではなく、せっかくなので積立額により「楽天ポイント」ももらってしまいましょう。
楽天カードを作成
つみたてNISAの積み立てで、楽天ポイントをもらうには、「楽天カード」が必要となります。
「楽天カード」はクレジットカードですが、年間利用料は無料のため、これを機に作成されることをオススメします。
楽天証券のWebページからつみたてNISAの積立設定
ここでは、手順を列挙した方が早いと思いましたので、以下に記載します。
- 楽天証券のWebページを開き、証券口座作成時にもらったログイン情報でログインします
- 画面上部にある青色の帯のメニューから「NISA つみたてNISA」タブを選択します
- 画面上部にある青色の帯の下にあるメニューから「ファンドを探す」タブを選択します
- 画面内の「ファンドを個別に探す」「らくらく投資」「おすすめから選ぶ」「自分で一から選ぶ」のいずれかから購入するファンドを選びます
- 購入ファンドが決定したら、「積立注文」画面に移ります
- 「①引落口座と引落日を選択」から「引落方法」「積立タイミング」「積立指定日」を設定します
- 「②金額・分配金コースの設定」から上記4.で決めたファンドに対して「積立金額」「分配金コース」「ボーナス設定」を設定します
- 「オプション ポイント利用設定状況」で「楽天ポイントコース」になっていることを確認し「設定する」ボタンを押下する
- 「ポイント利用設定」の「SPU判定対象」の「投資信託 積立注文」の「設定を変更する」ボタンを押下する
- 「ポイント利用」を「利用する」に、「利用方法」を「毎月の上限1ポイント」とし、取引暗証番号を入力後、「設定する」ボタンを押下する
- 「積立注文」の画面下部の「目論見書の確認へ」ボタンを押下する
- 購入したファンドの「目論見書等を閲覧する」ボタンを押下して、内容を確認後、「確認」ボタンを押下する
- 約款を確認し、「注文内容確認へ」ボタンを押下する
- 注文内容が表示されるため、内容に間違いがないことを確認し、取引暗証番号を入力後、「注文する」ボタンを押下する
- 「積立注文を受け付けました」の文言を確認できれば、設定完了
ここからは、補足説明です。
3.~5.にてどんなファンドを買ったらいいのかわからないという方は、あくまでも参考ですが、私がYoutubeとかを見漁って私が決定して購入している
「eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリー」
を買ってみてはいかがでしょうか。一応いろんな銘柄の中でも、無難中の無難な銘柄のようです。
(あくまでも絶対もうかるという意味ではありません。銘柄決定は自己責任でお願いします。)
6.の「引落方法」「積立タイミング」「積立指定日」についても、あくまでも参考ですが、私の設定としては、
「引落方法」…楽天カードクレジット決済 (この設定で下記の月33,333円の積立額に対して1%分の楽天ポイント333ポイントが還元されます)
「積立タイミング」…毎月
「積立指定日」…1日
としています。
7.の「積立金額」「分配金コース」「ボーナス設定」についても、あくまでも参考ですが、私の設定としては、
「積立金額」…33,333円 (つみたてNISAの年間上限額が40万円のため、月ごとの積立額が40万円÷12か月=33,333円となります。)
「分配金コース」…再投資型
「ボーナス設定」…しない
としています。
8.~10.については、楽天市場でのSPUサービスをお得(+1倍)にするための設定ですので、SPUを利用しない方は飛ばしていただいても構いません。
まとめ
上記の設定により、毎月33,333円でファンドを購入し続け、ファンドが値上がりすれば、その分の利益を得ることができ、利益は非課税となります。
上記の設定値は、あくまでも一例にすぎず、今後少しずつでも株について勉強して、このファンドが良い、積立指定日はこの日が良いなど、試行錯誤しつつ変更していただいても良いかと思います。
私が教材としているのは、2020年09月に友人からYoutubeの「両学長 リベラルアーツ大学」チャンネルです。
お金に関する様々な経験をしてきた両学長の教えを毎日更新の動画にまとめて発信してくれており、動画視聴者の今後の人生を良くしていこうとされています。
Youtube以外でも本も出版されています。
私も購入してますが、見開きページを使い1個のテーマを次々と漫画形式で説明されており、肩ひじ張らずに楽しみながらお金について勉強できると思います。
オススメの本です。
参考になれば幸いです。(^-^)/
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