【50代バイク免許挑戦記#1】自動車学校を選んだ理由と入校までの準備

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
バイク

はじめに

「50代になってから、普通自動二輪免許を取得!」

20代の頃に普通自動車免許を取得して以来、長年マニュアル車(MT車)に乗ってきた私ですが、以前からバイクのギア操作に興味があり、いつか挑戦してみたいと思っていました。

きっかけは、退職前の有給期間。「時間がある今こそ、やりたかったことをやってみよう」と思い立ち、バイク免許取得を決意しました。

この記事では、実際に自動車学校に入校するまでの経緯や、入校時に検討したこと、準備しておいてよかったと感じたことなどを、自分の体験をもとにお伝えします。

同じように「バイクの免許に興味はあるけれど、一歩が踏み出せない…」という方の参考になれば嬉しいです。



なぜ、バイク免許を取ろうと思ったのか

MT車歴30年、ギア操作への親しみ

50代半ばという年齢になってから、バイクの免許を取ろうと思った理由は、昔からギア操作のある乗り物に魅力を感じていたことです。

私が子どもの頃(遠い目…)、父のMT車の運転に憧れたのがきっかけだったと思います。

その後、私は20代前半で普通自動車の免許を取得して以来、ずっとMT車に乗り続けています。

ギアを自分の感覚で操作して運転する楽しさは、長年の運転生活でもずっと感じてきたもので、その延長線上にバイクへの興味がありました。

退職前の有給期間を有効活用

ただ、興味はあっても仕事をしている間はなかなか踏み出すことができませんでした…

そんな中、会社を退職することになり、最後の有給休暇期間が思った以上に長く取れることがわかりました。

この「まとまった自由時間」ができたことで、ようやく「今がタイミングかもしれない」と思い、バイク免許取得を現実的に考えるようになったのです。

「この歳でバイク?」という後ろめたさもありましたが、「何かに挑戦するのに遅すぎることはない」と自分に言い聞かせる気持ちもありました。

ちょっとしたチャレンジのつもりで始めたこの決意が、後々思った以上に濃い経験につながっていきます。

自動車学校選びと準備

バイク免許が取れる学校は意外と少ない

いざバイクの免許を取ろうと決めたものの、最初のつまずきは「自宅近くの自動車学校ではバイク免許が取れない」ということでした。

普通車免許を取ったときの学校や、普段見かける教習所でも取れると思っていたのですが、調べてみると意外にも、バイク教習を行っている学校は限られていることがわかりました。

自宅近くの学校はNG、片道30分の通学へ

ネットで検索しながらいくつかの候補を見比べた結果、自宅から車で30分ほど離れた自動車学校に通うことに決めました。

距離的にはやや不便に感じましたが、「使い慣れた道沿いにある」「予約システムが使いやすそう」「口コミが比較的良かった」といった点が決め手になりました。

小型自動二輪も検討したが断念した理由

当初は、”利用シーンの少なさ”や”バイクのギア操作を知りたい”という考えもあり、「小型自動二輪でもいいのでは?」と思いました。

最初に小型自動二輪の免許取得のための自動車学校を探しましたが、どこも「入校休止中」の表示…

どうやら、2025年4月1日に施行された道路交通法改正により、原付免許で総排気量125cc以下の二輪車も運転できるようになったことが影響しているようでした。

参考:警視庁ホームページ

結果的に普通自動二輪免許を選ぶことにしました。選べるバイクの幅も広がり、高速道路走行も可能になるなど、結果的に良い選択だったと感じています。

お得に入校するための情報収集術

自動車学校の申込み前に、まず確認したのが割引制度やキャンペーン特典の有無でした。

自動車学校の公式サイトだけでなく、コンビニに置かれている入校案内のパンフレットなどもチェックすると、期間限定の割引や紹介制度などが記載されていることがあります。

私の場合は、教習所の公式サイトで見つけた割引イベントを利用して、約1万円の割引を受けることができました。

補習に備えた有料オプションと割引の併用

入校受付をする際に、入校のための説明を受けました。

説明の中で「サポートオプション」なるものが2種類あり、加入するかどうかを尋ねられました。

要は「免許取得保証」の保険であり、「一定金額の先払いにより、技能教習の延長や卒業検定で不合格になった場合の追加料金を免除」というものです。(延長や不合格がなくても返金なし)

私は、正直そこまで運動神経に自信がある方ではなかったこともあり、念のため「5時限分無料+卒業検定再受検料無料」のサポートオプション加入を決めました。

このサポートオプションは約1万円の追加料金がかかるものでしたが、イベント割引の1万円と相殺される形になり、納得して申し込むことができました。

バイク教習は、人によって向き・不向きがあり、補習がゼロで卒業できる人もいれば、何度も検定に挑戦する人もいます。初めてで不安がある場合は、最初からこうしたオプションに加入しておくと安心して教習に臨めると思います。

※ 別記事に書くのですが、私の場合は「結果的に加入していて本当によかった」という結果になりました…(^^;



講習前に必要な服装と持ち物

最低限必要なもの(グローブ・長袖長ズボン・靴など)

自動車学校入校に向けて、技能教習を受ける際の服装や持ち物についての説明がありました。

バイク教習は安全面への配慮が重要なため、指定された装備で受講する必要があります。

私が教習所から案内された内容は以下の通りでした。

  • 長袖/長ズボン(肌の露出が少ないもの)
  • グローブ(滑り止めがついていない軍手(※教習車の操作に支障が出るため)でも可)
  • かかとのある靴(スニーカーでOK、サンダルやヒールは不可)
  • 雨具(カッパ)(雨天時に備えて)
  • ヘルメット(フルフェイスが望ましい)(教習所で貸出あり)

特に注意が必要だと教えられたのは、グローブの着用です。

素手では参加できないと説明を受け、私はホームセンターで安いバイク用グローブを購入しました。実際に軍手の方もみえられました。

また、靴に関しても「かかとがある」ことが条件でした。私は普段履きのスニーカーを使いましたが、ペダル操作を考えると、ある程度しっかりとした靴を選んでおくと安心です。

借りられるもの(プロテクター・ヘルメット)

ヘルメットは、特にこだわりがなければ教習所の備品で充分対応可能です。ただし、自分のものを使いたい場合は、規定に合った装備かどうかを事前に確認するのが良いでしょう。

バイク教習時には、上記の服装などの他に、胸・両肘・両膝に装着するプロテクターとゼッケンを教習所から借りて装着する必要があります。

雨の日にあると助かったもの

バイク教習は基本的に屋外で行われます。

教習期間を短く済ませる必要がある場合は、雨天時を考慮して、上下セパレートのカッパの準備をしておきましょう。

上下一体型のカッパは両手両足を使ったMT車の操作に不向きであるとともに車輪に巻き込まれることも考えられるため、素直に上下セパレートのカッパが必須です。

私は、雨天を避けるように教習予約をしたため、カッパの準備をせずに免許取得できました。



まとめ

この記事では、普通自動二輪免許を取得しようと決意してから、自動車学校へ入校するまでの流れを振り返りました。

バイク免許に興味を持ったきっかけ、教習所選びで感じたこと、割引やオプションの検討、そして教習前に必要な服装や持ち物まで──初めてのことばかりで不安もありましたが、事前に情報を集めて準備しておくことが、安心して教習をスタートさせるポイントだと実感しました。

次回の記事では、いよいよ実際の教習がスタートします。
適性検査の内容や第一段階の技能教習での戸惑い、教習員の言葉に励まされたエピソードなど、リアルな体験談を交えてご紹介する予定です。

ぜひ、続きもお読みいただけたらうれしいです。

『📚 50代バイク免許挑戦記 シリーズ一覧』は以下からどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました