※ 当記事は 2025年6月11日時点の情報を元に書いています。
本記事のポイント(対象:EWMTA2.4利用中の方)
- 新ルーター「ホームゲートウェイ(S)」の概要
- EWMTA2.4から交換できるのか?
- 実際に試した結果と私の判断
新ルーター「ホームゲートウェイ(S)」とは?
2025年4月8日、ソフトバンク株式会社から新しいルーター「ホームゲートウェイ(S)」の提供開始が発表されました(※提供開始は同年4月16日から)。
これは「SoftBank 光・10ギガ」専用に設計された新機種で、従来の「光BBユニット」シリーズとは別カテゴリの製品です。
特徴としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- 最新規格 Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応(下り最大9.6Gbpsの高速通信)
- 10Gbps回線対応のLAN/WANポート搭載
- IPv6高速通信とメッシュWi-Fi対応(混雑時の速度維持・家中どこでも安定通信)
現在私が使っているレンタルルーター「光BBユニット(EWMTA2.4)」は1Gbps回線対応ですが、「ホームゲートウェイ(S)」は10Gbpsの高速回線に最適化されたルーターとなっています。
つまり、10ギガ回線の性能を最大限に活かすには、ルーターも対応している必要がある──そんな背景で登場した“次世代ルーター”といえるでしょう。
今回の発表を知り、「そろそろ自分のルーターも新しくしてみようかな?」と感じた方も多いのではないでしょうか。
私自身も「メッシュWi-Fi いいな」と思い、実際にルーターを交換できるのか調べてみることにしました。
ブログへのアクセス増と背景
実は、このルーターに関するニュースが発表された後に、当ブログ内にある「ソフトバンク光のルーター交換方法」についてまとめた過去記事のアクセス数がじわじわと伸びているのに気付きました。
普段はアクセスが少ない中、特定の記事だけが目立って読まれるようになっていたため、「何か最近変わったことがあったかな?」と不思議に思っていました。
そこで、ブログのアクセス解析ツールを使って調べてみたところ、検索キーワードや流入のタイミングから、「新しいルーターについて調べている人が増えている」という動きが見えてきました。
タイミングを見ても、まさに2025年4月のプレスリリースと一致。
つまり、「ホームゲートウェイ(S)」の提供開始に伴い、「これ、今の自宅回線でも使えるのかな?」と気になった方が、私のブログを訪れてくださっていたようです。
これは、同じ疑問を持った方が今後も増えるかもしれない、ということで、私自身がユーザー目線で「EWMTA2.4を使っている人はどうすればいいのか?」を調べてみることにしました。
実際に交換できるのか確認してみた
というわけで、さっそく私が現在使用しているソフトバンク光のレンタルルーター「EWMTA2.4」から、今回話題になっている新ルーター「ホームゲートウェイ(S)」に交換できるのか、実際に調べてみることにしました。
ちなみに、私の契約は、ソフトバンク光の「マンション・スーパーハイスピード」プラン(1ギガ)です。
まず確認したのは、「My SoftBank」からの手続き画面です。
ここで「機器の変更」や「機種変更」といった項目を探してみましたが、ホームゲートウェイ(S)への変更らしき選択肢は見つかりませんでした。
サポートページやよくある質問も一通り見ましたが、やはり「EWMTA2.4 → ホームゲートウェイ(S)」への直接的な交換手続きについては、特に案内が見当たりません。
「もしかして、これは特定プラン専用?」という疑問からさらに調べた結果、以下の情報がわかりました。
- 現在の「機器変更」は、光BBユニット同士の交換(例:EWMTA2.2→2.4)のみに対応
- 「ホームゲートウェイ(S)」は「SoftBank 光・10ギガ」専用ルーター
- 1ギガプラン(EWMTA2.4など)のユーザーは、直接この新ルーターに変更できない
つまり、「ホームゲートウェイ(S)」を使いたい場合は、
「SoftBank 光・10ギガ」へのプラン変更が前提
ということになります。
現在の速度に不満はなく、月額料金アップも避けたいので、私は ルーター交換を見送る ことにしました。
現時点での結論と注意点
ここまでの調査をもとに、現時点での結論をまとめると以下の通りです。
- 「ホームゲートウェイ(S)」は、SoftBank 光・10ギガプラン専用のルーター
- 現在、1ギガ回線(EWMTA2.4など)を利用しているユーザーは、My SoftBankからホームゲートウェイ(S)への機種変更は不可
- 光BBユニットシリーズ内での機器交換は可能だが、「ホームゲートウェイ(S)」はその対象外
結論としては、
プラン変更に伴って月額料金が変わる場合もあるため、契約前にはしっかりと条件を確認することが重要です。
また、もし「EWMTA2.4」の通信品質や速度に不満がある場合は、市販ルーター(中継機やメッシュ対応機など)を追加して通信環境を整えるという選択肢もあります。
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今後も、ルーターや回線に関する実体験や調査内容を更新していく予定です。気になる方は、ぜひブログをブックマークしてチェックしてみてくださると幸いです。
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