この記事の対象者
- 家庭用光回線の変更を検討しているけど、何を基準にして選べば良いかわからない
光回線の乗換時に考慮する4点
私の2021年9月下旬にあった経験を踏まえて、家の光回線を乗り換える場合に考慮するべき4点を挙げておきます。
- 光回線の月額利用料の比較
- 携帯電話を含めた月額利用料の比較
- 使用している光回線速度の計測
- 光回線の最大速度の確認
これらを並行して考える必要があります。 どれかを忘れると結局「損」をしてしまうことになります。
この記事は、私が上記4点を並行して考えられず「損」をしてしまったことを書いています。 同じ失敗をしないためにも、ご覧ください。
突然の光回線変更のお誘い
私は家庭用光回線として「ソフトバンク光」を使用しています。 参考記事は、以下をご覧ください。 【ソフトバンク光レビュー】ルータ交換手順|最新のルータにすれば速度と安定感アップ! 2021年8月下旬に私の住んでいるマンションで、au用通信機器の更新があったようです。 通信機器の更新を受け、マンション住民に通信会社変更の勧誘員が我が家へ…
最初は、あまり乗る気ではなく、話だけ聞いて断るつもりでした。 そこで、話をされた要点としては、以下の通りです。
- 月額使用料は今よりも少しだけ安くなる
- 通信機器交換により速度が速くなる
- 現在の通信会社の解約費用は全額負担する
- 乗換キャンペーンとして 35,000円 が貰える
これらを受けて、少し気持ちがぐらつき、資料をもらって現行回線との比較検討を始めました。
月額利用料の比較
独自で調べたのは、携帯電話も含めた割引を加味した金額比較。 携帯電話契約は、 自分用(SoftBank)、親用(Y!mobile) の2回線契約をしています。 auひかりへの変更を前提とした場合、2台の携帯電話の契約をau系列のUQmobileにするべきかを考えました。
携帯電話会社の月額利用料比較
Y!mobileに統一した場合
自身の携帯電話利用月額: 2,182円
内訳は
1,980円(シンプルS)
+ 4円(ユニバーサルサービス料)
+ 198円(消費税10%)
親の携帯電話利用月額: 1,764円
内訳は
1,980円(シンプルS)
- 1,080円(家族割引)
+ 1,700円(スーパーだれとでも定額(S))
- 1,000円(60歳以上割引)
+ 4円(ユニバーサルサービス料)
+ 160円(消費税10%)
結果、Y!mobileにしたときの利用月額合計は、3,946円となりました。
UQmobileに統一した場合
自身の携帯電話利用月額: 1,632円
内訳は 1,480円(くりこしプランS)
+ 4円(ユニバーサルサービス料)
+ 148円(消費税10%)
親の携帯電話利用月額: 2,402円
内訳は 1,480円(くりこしプランS)
+ 700円(かけ放題 24時間いつでも)
+ 4円(ユニバーサルサービス料)
+ 218円(消費税)
結果、UQmobileにしたときの利用月額合計は、4,034円となりました。
携帯電話料金比較結果
Y!mobile(3,946円) < UQmobile(4,034円)
とわかり、光回線をauひかりにしても携帯電話をUQmobileに変える金額的メリットがなく
Y!mobile を使い続けることに決めました。
光回線の月額利用料比較
ソフトバンク光にした場合
ソフトバンク光を使い続けた場合は、
4,180円(月額基本料)
+ 550円(オプションパック月額利用料)
+ 4円(ユニバーサルサービス料)
結果、利用月額合計は、4,734円となりました。
auひかりにした場合
auひかりに乗り換えた場合は、4,500円(月額基本料・電話利用なし)
結果、利用月額合計は、4,500円となりました。
光回線料金比較結果
ソフトバンク光(4,734円) > auひかり(4,500円)
auひかりが月額 234円 安くなることがわかりました。
ただ、ソフトバンク光を継続利用すると、携帯電話側で「おうち割光セット(A)」として月額 1,000円 の割引があります。
一方、auひかりに乗り換えると、乗換キャンペーンの 35,000円 のキャッシュバックがあります。
2年間で考えた場合、auひかりの割引月額金額が 35,000円 ÷ 24か月 = 1,458円 となり安くなる。
このため、自宅の光回線はauひかりに変更することに決めました。
auひかりへの回線変更手続きへ
販売員に電話連絡をして、auひかりに乗り換えることを伝えました。
このとき、販売員が電話先で少し驚いていた様子が印象的でした…。
後日、販売員が我が家を訪問して、玄関先で契約をしました。
そこからは、電話や郵送物が届いたりとトントン拍子に話が進みます。
- ルータの交換工事の日程の決定
- ルータの郵送受け取り
- KDDIから契約書の郵送受け取り
- 工事担当者が我が家を訪問し開通工事
開通工事はちょっとした接続トラブルがあり、戸惑ったものの20分ほどで完了。
開通工事が一段落したところで、開通工事担当者に聞いてみたことがあります。
ソフトバンク光とは違い、auひかりはプロバイダを決める必要があります。
工事日当日にプロバイダが「So-net」と気付きました。
私は以前、親の携帯電話キャリアに「BIGLOBE」を使用していたため、プロバイダを「BIGLOBE」に変更可能か聞きました。
回答としては、工事前ならば可能だが、工事後はできないとのことでした。
auひかりの使用感
回線開通工事も終わり、早速 iPhone をauひかりに接続したところ 「あれ?」という感覚が… 理由は、目に見えて遅くないか? 検証すべく、Wi-Fi機種のiPadを使って、fast.comを使って計測してみました。 結果は… 土曜日の昼と夜で検証しましたが、何回やってもダウンロード速度が 「8.0Mbps」
ブラウザやYouTubeを視聴してみましたが、 スクロールしたときに新たに表示される画像や動画の表示が1テンポ遅れて表示されるという感じ… ふと、まだ機材が残っていたソフトバンク光に接続してfast.comを使って計測すると
「130.0Mbps」
え…、2桁違う?
一度冷静に考えてみました。
auひかり用に届いたレンタルルータのWi-Fi機能を使うには別途オプション金額が必要です。
今回、私は契約しておらず使用できません。
その代用として私物のバッファロー社製ルータをレンタルルータにつなぎWi-Fiに接続しています。
私物のバッファロー社製のルータの仕様は、
Wi-Fi5の規格(IEEE802.11ac)
最大速度 6.9Gbps
対して、ソフトバンク社製のレンタルルータの仕様は、
Wi-Fi6の規格(IEEE802.11ax)
最大速度 9.6Gbps
auひかりのレンタルルータもWi-Fi6規格対応でした。
上記から、バッファロー社製のルータが回線速度の遅い原因かなと考えて、新ルータの購入を考えることに…
ソフトバンク光の解約申込時に事件が…
週明けの月曜日の日中に、仕事先からソフトバンク光の解約のため、電話をしました。
そこで、オペレータの方に紹介されたのが、
ソフトバンク光を継続使用するならば、毎月 1,000円 の値引きを1年間行うキャンペーン!!
あれ?これだとauひかりに変える金額的メリットが無くなる?
ソフトバンク光の継続使用の方が安くなる?
と、かなり決心がぐらつき
一旦、解約を保留にして、電話を切りました。
仕事から帰宅後、ふと以前販売員が置いていったauひかりのパンフレットを見ました。
このマンションでの光回線について
契約規格最大速度「100.0Mbps」
ということが書かれていました…
auひかりは「ベストエフォート方式(*)」であるとも…
(*)同じ回線を多人数で同時使用すれば、それに伴い遅くなる規格
auひかりにして最新のWi-Fi6対応のルーターを使っても理論値で「100.0Mbps」(我が家の場合) ソフトバンク光はそのままで実測値で「130.0Mbps」(我が家の場合)
あれ?お金ばかり考えていたけど、この速度って…
ここで改めて、月額金額は安くなるけど、契約期間の2年間を実測値「8.0Mbps」で過ごすのに、自分は耐えられるのか? 自問自答した結果、
「無理!」
と判断しました。 私自身の考えが浅かったための勉強代と考え、auひかりの解約を決めたのでした…
長くなりましたので、続きは以下の記事に続きます…
「光回線乗換で考慮すべき4点|ソフトバンク光からauひかりへ(2/2)」
最後にソフトバンク光に興味がある方は、各種キャンペーンがありますので、興味のあるリンクを辿ってみてください。
最大40,500円+高性能ルータがついてくる
24,000円キャッシュバック+乗換費用全額負担
キャッシュバックやNintendo Switchが貰える等3つの特典から選べる
参考になれば幸いです。(^-^)/
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