はじめに
コロナ禍の再流行も見え始め、会社員のテレワークもまだ続く様子です。
また、副業を始める人も多くなり、在宅勤務も増えていますね。
そんな中、私もそんな流れに漏れず、パソコンまわりの環境の見直しを図り始めました。
今回はモニターの位置を自由に動かすための「モニターアーム」を購入してみましたので、その使い勝手を書いていこうと思います。
モニターアームの検討
モニターアームの特徴
モニターアームの目的としては、以下の3点が挙げられます。
- 自由に画面の位置を動かすことができる
- モニターを浮かすことによりデスク上を広く使用できる
- ケーブルの整理に一役買う
モニターアームの必要性
以前、私が使用していたパソコン環境は、以下のようなローテーブルパソコンラックでした。
ノートパソコンを使用していると、本の参照やノートへの記入をするときにローテーブル以外の場所を使っていました。
ローテーブル上にノートパソコンとモニターだけを置いていたならば、ノートパソコンを奥に移してノートへの記入をすることは可能です。
しかし、私の場合は、文房具などの小物やモニタースタンドがローテーブルの奥側を占有しており、ノートパソコンを奥に移すことができませんでした。
この体験から、デスク上をもっとゆとりを持って使いたいと考えるようになりました。
ここから、電動式昇降デスクの購入を決意しました。
下記過去記事を参照してください。
【FlexiSpot E7 Pro】電動式昇降デスクの購入(購入編)
とは言え、仕事をする部屋のスペース上、FlexiSpot公式ストアにて選べる中で最小の120cm×60cmの天板を選ぶことになりました。
また、YouTubeの動画で散見されるデスクツアーを見ていると、必要最低限しか置かず広々としたデスク上となっているものばかりなのですが、私の場合は、色々と小物も置くため、スペース確保を考えないといけませんでした。
そこで、デスク上のスペース確保のため、モニターアームの購入を検討し始めました。
モニターアームの選択
モニターアームそのものは、ピンキリです。
モニターアームについて独自で調査して、以下の2個を候補として絞りました。
- アマゾンベーシック デスクマウント シングルモニターアーム(16,218円)
- エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム(19,700円)
※価格は記事を書いている2023/01/14時点のAmazonでの価格です。
どちらも、比較的安価で、製品もアマゾンレビュー上では1万件超えのレビュー数でありながら、なかなか高い評価(☆4以上)となっていました。
もっと安いモニターアームもありましたが、「安かろう悪かろう」になってまた高めのモニターアームを買い直すことも嫌だなと考え、真ん中の価格帯で評判のよいものと考えました。
この2製品の仕様の違いを調べてみましたが、正直なところあまり差を感じません。
実際は、重さや部品数などは違いはあるものの、機能的には差を感じられませんでした。
最終的にどちらがいいかを考えた際に、いつもであれば金額の安いものを選ぶ私ですが、今回は金額的には高いエルゴトロン社製を選びました。
私が今回選んだ理由は、「アマゾン」という総合ショッピング会社よりも、「エルゴトロン」という環境作りに特化している会社という「信頼性」でした。
いざ購入する際に、同じエルゴトロン社製ですが、もっと小型な製品に目が留まりました。
それが、「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」でした。
定価では少し高くなってしまうのですが、上記の通りデスク上のスペースを考慮していたところに「スリムタイプ」を謳う製品ならば、限られたデスクスペースに合致すると考え、決め直しました。
モニターアームの購入
購入にあたり、いろいろなオンラインショップで最安値を探しました。
このときの最安値を提示していたのがAmazonでした。
「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」の参考価格は24,500円であり、通常は-14%の21,020円です。(この記事を書いている2023/01/14時点)
私の場合は、ちょうど2022年ブラックフライデー期間であったため、15,780円とお得に購入できました。
モニターアームの取り付け
「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」が横長のダンボール箱に梱包され、我が家に届きました。
横長のダンボール箱を開梱すると、モニターアームがバラバラではなく一体となって(組立済で)入っていました。
前述のアマゾンベーシックやエルゴトロン LXのモニターアームでは部品がバラバラで届くようですので、組立済で届いてくれるのは楽でいいですね。
実際に、私が電動式昇降デスクにモニターアームを取り付けるにあたり、行ったことは以下の3ステップでした。
- 電動式昇降デスクにモニターアームをクランプで取り付ける(六角レンチ使用)
- モニターアームにモニターを取り付ける
- モニターに電源ケーブルとHDMIケーブルを取り付け、ケーブルをモニターアームに沿わせる
これだけです。(^-^)
他のモニターアームであれば、モニターアーム組み立てだけでも2〜3ステップは必要ですので、これは面倒くさがりな方は(私も含め)メリットと感じます。
言い忘れていましたが、私が使用しているモニターは21インチのものです。
このため、取り付けについては比較的軽いこともあって、組み立てが簡単と感じたのもあります。
モニターアームの使用感
仕様
「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」の仕様は以下のとおりです。
- V字型モニターアームであり、使用しないときはコンパクトに折りたためる。
- 34インチまで、3.2kgから9.1kgまでのモニター取り付けに対応。
- デスククランプは付属。12~32mmの厚さに取り付け可能。(グロメットマウントは付属していない)
- 耐久性に優れたアルミニウム製。メーカー保証期間は10年。
次に、私が実際に使用した上で、私が感じた「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」のメリット/デメリットは以下の通りです。
メリット
- アームの物理的な可動域を360度と180度から選択できる
- テーブルを壁ギリギリまで寄せることができる
- モニターを浮かせることでモニター下部を広々と使用できる
モニターアームの可動域を360度としてしまうと、壁が近い場合はモニターアームがぶつかることとなります。
可動域を180度としておくと、モニターアームが電動式昇降デスク上だけとなります。
これにより、壁にぶつけることがなくなり、奥の壁ギリギリまでデスクを寄せることができます。
部屋にスペースがあれば、360度可動するようにすれば、モニター位置を自由自在に動かせます。
デメリット
- アームの物理的な可動域を180度とするとモニター位置の自由度が制限される
- モニターアームにケーブルをまとめる際に、アーム上部は同梱の結束バンドでまとめたケーブルを引っ掛けることとなる
メリットとなるモニターアームの可動域を180度とするで、その分モニター位置の自由度が制限されることになります。
主に、モニターを前後に動かそうとするときに、モニターアームの構造上、どうしても左右どちらかにずれて動かすことになります。
可動域制限はメリットにもデメリットにもなりえるため、理解をして選択してください。
可動域の変更は、クランプ取り付け部分にあるネジの取り付け/取り外しで行えます。(最初は180度の可動域の設定となっています。)
クランプは六角レンチを使って取り付け/取り外しを行うため、いつでも変更はできますが少し大変です。
次に、ケーブルの整理を行う際に、アーム上部は結束バンドをアームに引っ掛ける方式となっており、後ろから見るとケーブルが見えてしまいます。
ちなみに、アーム下部はアーム内にケーブルを格納できます。
前から見る分には、アーム上部はモニターに隠れて見えず、アーム下部はアーム内にケーブルが格納されているため、気にはなりませんが…少し残念な気がします。
まとめ
最後に、今回の「エルゴトロン MXV デスクモニターアーム スリムタイプ」ですが、私としてはメリットがデメリットより上回っており、買ってよかったと感じています。
特に、モニターアームを取り付けた状態でデスクを壁ギリギリまで寄せることができる点が、私にはぴったりと合致しました。
私のように仕事をする場所にあまり余裕がない方で、モニターも使う方は、デメリットよりもメリットが上回ります。
テレワーク時の仕事環境を見直したいと考えられている方は、一度ご検討してみるのも良いかと思います。
参考にしていただければ幸いです。(^-^)/
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